DECO DANCE SCHOOLヨガインストラクターの永岡愛実です。
産後の不調に悩む方や、まわりの方へ
DECO DANCE SCHOOLでは週4回、ヨガのクラスが行われています。私は火曜日、木曜日の14時20分から、初心者の方でも無理なく行えるクラスを担当しています。4月からは14時開始で、若干時間が変わりますので、詳しくは最後にお伝えしますね!
今回のブログのテーマは「産後の不調」となっています。
今まさに悩んでいる方や、まわりにそういう方がいるなどの心当たりがある方、これから出産を経験するかもしれない方にもぜひ読んでいただきたいです。そうそう、そうだったわ、と懐かしく感じる方もぜひ。
どなたでも、気軽に目を通してみてくださいね。
自分の不調に気づいていますか?”身体の声”に耳を傾けてみましょう!
さて、私のレッスンで大切にしているのは「自分の身体の声に耳を傾ける」ということです。身体の声とは??…という方が多いかもしれませんね。
人間の体は心で思ったこととは別に「サイン」を出してくることが多々あります。喉が痛ければ「話しすぎ?それとも風邪のひき始め?」などと無視せずにその声に耳を傾ければ、さまざまなことに気づけたりするのです。
私のヨガクラスでは、その「ご自身の体の声に耳を傾ける練習」を大切にしています。
産後間もなかったり、子育て真っ只中だったり。自分の身体の声よりも、他者の言葉や他者からの体の声にばかり、意識を集中させたりしていないでしょうか。
出産後は体の急激な変化によりホルモンバランスや自律神経が乱れるのは当然といえるでしょう。症状としてあげられるのは、目眩や肩こり、怠さのほか白髪や円形脱毛症など。
助けて欲しいサインを出すことが難しい人が多い。からこそ、まずは自分が気づく
不調に気づいたら、その後身体を労わってゆっくりできたなら。少しずつ(とはいえ出産したら、妊娠前の状態近くまでになるにはそれなりに時間がかかりますが)身体は回復していくものです。でも産後赤ちゃんとの慣れない生活が始まったばかりだったら…息を詰めて日々を過ごしてしまうのも仕方がない事だと感じます。
ご家族やシッターさんなど、頼れる方がいらっしゃるなら。申し訳ないなどと思わずに、ぜひ頼りましょう!赤ちゃんと関わることって、すごく貴重なことだと思うのです。その機会を、分かち合える方がいるのなら抱え込むことはありません。(もちろん嫌だという人に強要はできませんし、分けてあげる、じゃなくて相手を慮って役割をシェアできたら良いですよね)
でもみんながみんな、ヘルプを出せる状況では無いのが現状ですよね。すごく分かります。
自身の話で恐縮ですが、私は妊娠後期絶対安静の時間が多かったため、産後いきなり動いて良いと言われても本当に体が追いつかなくて。でも赤ちゃんのお世話にはお休みは無くて、毎日寝不足で、体調不良や脱毛もあって。思い返してみれば毎日散歩して、授乳して、ずっと赤ちゃんといて楽しい時間だった反面、常に気を張っていたし、自分の身体を気づかう時間はなかったように思います。
ヨガを再開したのは出産半年後くらいでしたが、以前何とも思わなかった正座やあぐらが苦しいことにビックリしました。手探りで子どもが寝ている隙間時間に股関節を動かす運動をしてみたりして、徐々に体を戻していった経験があります。
身体の声に耳を傾けることと、助けがあればできる、という自信を身につける練習
私のヨガのレッスンは人(や過去の自分など)と比べてできないことを見つけるのではなく、道具(プロップス)を使ったりして良いので、できることからやってみよう!というスタンスで行っています。座る時お尻の下にマットを丸めて置く、膝の下やお尻にヨガブロックを置く。それで骨盤を立てて座れるなら。快適に呼吸ができるならオッケー。自分なりの快適に過ごせる形を、一緒に探していく時間です。DECOのスタジオにも、プロップス(補助に使う道具)は常備してあります。できることから挑戦して、苦手を知って、ゆっくり体を戻していきましょう。深い呼吸をする事で自律神経、ホルモンバランスを整えます。呼吸で?と思うかもしれませんが、私たちが生きる上で一番行っていることは呼吸です。意識的に呼吸の質を変えることで、少しずつ、でも確実に体も心も変わっていきます。
これだけでも十分な恩恵ですが、さらにヨガポーズでも体を自己調整していきます。 白髪や抜け毛が気になるようなら、遺伝的なものを根本的に治すことは難しいですが、心や身体へのダメージ由来ならば呼吸をしっかりするプラス、頭皮を刺激するポーズも取り入れていけば、少しずつ改善します。ひとりで悩まずぜひご相談を!
ヨガの時に「お休みする」選択をしてみる
レッスン時間60分全部、がんばらなくて大丈夫。ダンスのレッスンのように、途中抜けたから分からなくなっちゃった!ということは全く無いのでご安心を。専門に見るシッターさんなどはいませんが、お母さんの隣で赤ちゃんにねんねで待っていてもらっても良いですし(私はずっと喋って誘導していますので静かな環境ではないですが;)、授乳したくなったら、更衣用の個室が2つありますのでお使いください。動き的に、産前のマタニティヨガには結構たくさん禁忌のポーズがありますが、産後はそれほど多く無いのと、産前は禁忌ポーズでも気づかずできてしまったりする(だからマタニティヨガは動画で自己流より、断然対面やマンツーマンをおすすめします)のに対して、産後の禁忌ポーズは、体が戻ってなかったらできないものがほとんどです。座るポーズだって。もし辛ければ先ほど書いたように道具を使ったり、それでも難しいと感じるならその「体の声」に耳を傾けて、やらない、見学する選択をしましょう。
ダンススクールなので、お月謝を払って参加しておいてやらないってどういう事?!と感じるかもしれませんが、身体が辛いよ、というサインを出しているならやらないというチョイスをする。そこがダンスとヨガの違いです。実生活でも、身体は悲鳴を上げているのに、疲れているのに何とかやってしまうこと、ありませんか?ヨガの時間にはやらない選択をする、もしくはヘルプを出して助けてもらう(プロップスを積極的に使う)練習をしましょう。
私が資格を修得したスクールでは産後の生徒さんの参加できる条件が「産後1ヶ月健診での経過が順調で、産後2ヶ月を経過した方」と定められているので、私のレッスンもそれを遵守して行わせていただきます。条件満たしていて、参加してみたいという方はぜひ一度体験にいらしてください。産後間もない方がいらっしゃる場合は、ご自身でも身体の声を聞きながら行っていただきますが、もちろんインストラクターの私も配慮します。
とはいえ、焦って産後早くからレッスンに参加し、結果無理をして痛い思いをするような必要は全く無いのです。もしまだ動くのが辛いと感じるのならば、毎日ゆったりの呼吸を心がけて、体が回復しているかご自身を内観し、今だ!と思ったタイミングでご参加ください。ヨガの時くらいは無理やりをやめ、自分を客観的に見つめる練習をしていきましょう!
最後に、シャンパンタワーの法則とお知らせ
シャンパンタワーの法則をご存知でしょうか?私はシャンパンタワーに御縁のない人生を繰り広げていますが。
ピラミッドのようにシャンパングラスを積んで上からシャンパンを注ぐ、結婚式などお祝いの席でやるセレモニーだそうです。
そのシャンパンタワーを1番上が自分
2段目が家族、
3段目が友だちや仕事などの仲間、
4段目が仕事のお客さまや取引先
とします。4段目はママ友とかご近所さんとか、想像する方によって思い浮かべる人を変えて大丈夫です。
今から注ごうとしているあなたの手の中のシャンパンは、あなたが注げるエネルギーそのものだとして。そのシャンパンタワーにシャンパンを注ぐ時、あなたはどこから注ぎますか?
2段目や3段目から注ぐ方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、それでは一番上が満たされず、タワーが完成しないのです。あなたが、まずはあなた自身を大切に扱うことが、延いてはまわりの幸せにつながる、というのがこのシャンパンタワーの法則です。
自分へのエネルギーの注ぎ方は様々で良いと思います。美味しいもの、推し活、人と話す。色んなやり方がありますよね。でも体の不調を感じているのなら…まずはこれからの人生でもまだまだ続けること必須の「呼吸」から変えていきませんか? 今よりももっと心地よい自分を、ヨガをしながら一緒に目指しましょう!
そして改めてお知らせです。
最初にお伝えしたとおり、4月から私のレッスン開催時間が少し変わりまして、14時〜60分間(入れ替え時間含める)となります。
毎週火曜日14時〜ストレッチヨガ(60分)
毎週木曜日14時〜パワーヨガ入門(60分)
担当 めぐみ
お待ちしています(^^)
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