こんにちは。DECO DANCE SCHOOLヨガインストラクターのながおかめぐみです。
子どものうちから始めるととても良い、ヨガの教え
ヨガでは移ろいやすい自分の「心」を、自ら手綱を握り、コントロールとまではいかずとも振り回されないようになるためのトレーニングをしていく、というお話は以前にしました。(え、覚えてない?良かったら私のブログ、お時間ある時に他のページも読んでみてくださいね♡)これは、大人にはもちろん、子どもの情操教育にもとても適しています。
↑キッズヨガより
キッズヨガでその後のQOLが上がる?!
アメリカの貧民層が多く暮らす地域で子どもたちをグループ分けして1つのグループにキッズヨガを行ったところ、行わなかったグループに比べて成人した時の収入が高い、という結果になったそうです。幼い頃からヨガの考え方を学ぶことで、一時の感情に振り回されること無く、アンガーマネジメントが適切に行えるようになります。
これは読み書きなどに比べて目には見えない事ですし、賃金や生涯年収でQOLの全てが測れる訳ではないですが、生きる上でとても大切なことではありますよね。
キッズヨガは定期開催していないのですが、ご依頼いただけばマンツーマンやペアなどで対応可能ですのでお問い合わせくださいね。
分かりやすい、心をととのえる絵本♪
さて今日はひとつ、絵本を紹介します。絵本ですが大人が読んでも「あー、そうだよなぁ」と思う内容だと、個人的には思っています。
★ガストンのきぶんをととのえるえほん★
おこりたくなったら やってみて
1〜2歳だとまだ少し難しいですが、幼稚園に通うくらいの年齢のお子さんなら絵も可愛いしカラフルなので、読んでくれそうな内容です。
他の気持ちのシリーズも出ていますが、これは題名のとおり、アンガーマネジメントがテーマですね。
息のしかたで、カミナリグモ(怒りの感情)を追い出しちゃおう!というお話。
呼吸でそんな上手く行かないよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、人間が生きていく中で一番多くしているのは呼吸です。呼吸の質を変える、意識的に自分で変えられる力は今後のご自身の生活の質を確実に変えることができます。
乳幼児さんと触れ合う機会がありましたら、ぜひ読み聞かせしてあげてみてくださいね。
音を立てて呼吸するのは良い?悪い?
ヨガは鼻で吸って鼻で吐くのが基本で、その他にも様々な、音を立てたり舌の形を変えたりと色んな呼吸法があります。でも…例えば、私はミュージカル歌唱をよくコーチングするヴォーカル講師でもあるので、歌うときは喉の奥や鼻の奥、気管などどこにも余分な負担をかけずに呼吸をすることを、生徒さんと練習しています。その方が歌うには良いからです。
音を立てる呼吸は「表現として」はアリですが、吸うとき無意識のうちに音がたってしまうのは、無意識にどこかに力が入っているから。というわけでミュージカルの歌ではNGなのです。
ではヨガの音を立てるような呼吸法は体に良くないのか?そんな事はありません!
もちろん、体への負担面では、すごく長い時間同じ呼吸法を練習したら、どこかに負荷はかかりつづけ、良くないでしょう。でもほんの1〜2分「こういう呼吸を行う」と「意識して」行うぶんには全く問題無いです。
例えば「ウジャイ呼吸」は、わざと音を立てることで、自分を鼓舞する呼吸です。舌を丸めて上顎につけることで喉の奥を締め、音を立てます。勝利の呼吸、とも呼ばれます。
それからもう一つの例「カパラバディ呼吸法」は、呼吸の練習ではありますが「浄化」と言われており、ヨガのお作法的な分類するとただの呼吸法とは少し異なるのですが、、ここでは割愛します。(すみません)腹圧をかけて勢いよく鼻からフッフッフッ…と息を吐く呼吸法です。頭蓋骨が光る!という和訳名となりますが、本当にそんなイメージで、噴水の水を頭から噴き出すように、息を短く吐き出します。(吸うことよりも勢いよく吐くことに意識を向けると素早くやりやすいです(^^)
どちらも特徴的な呼吸をあえて続けることで、体の中を換気して、そして呼吸に集中して怒りや不安などの刹那な感情に振り回されないようになる練習をするのです。
もうひとつ有効なのは歌う時と同じ、腹式呼吸をゆったりする事です。
歌を練習している人は立っていてもお腹を動かすことができるかと思いますが、スペースがあるならば仰向けで寝転がり、1分間でも良いのでゆったりした呼吸を繰り返してみてください。仰向けになれば、勝手にお腹が動きます。
入眠の為ならばそのまま目を閉じてしまっても良いですし、心を落ち着かせてその後の活動に生かす為ならば、目は開けて天井などを見つめながら。それでももし眠ってしまったら…ちょっとお疲れかも、と気づくキッカケにしましょう。
腹式呼吸は副交感神経が優位になることは、科学的にも証明されているのですから、疲れているのならば流れに身を任せて寝てしまったとしても致し方ないのです。
呼吸で気分を変えよう!
意識的に呼吸することは、自律神経にも影響を及ぼします。皆さん日々忙しく生活されているのですから、疲れている時や暑いとき(今年の猛暑すごいですよね)つい感情的になる場面もあるかもしれません。私は、正直あります。
でも、1分、も惜しければ10秒でも良いから、自分がコントロールしている状態で呼吸を繰り返してみてください。少し心が前向くかもしれませんよ。
お読みいただき、ありがとうございました。
今日もヨガでより良い1日を♡
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