こんにちは。
舞川瑞です。
今回はダンスにおける表情についてお話します。
表情の種類
人間の感情の代表例といえば喜怒哀楽ですね。
もちろん、喜怒哀楽が基礎的な面にいてそれが派生していって沢山の感情が生まれています。
それを顔に表現することを表情といいますね。
表情の種類は喜び、怒り、哀しみ、楽しいの他に困惑、迷い、不安、驚き、感動、愛しさ、衝撃など例を上げていくとキリがありません。
どの表情にも特徴があり、その特徴をしっかり捉えられれば相手に届けることは容易です。
ですが、表情を作ることだけが顔の表現ではありません。
わざと表情を作らないこともある一種の表情なのです。
虚無、無気力、呆然など無表情という状態を表現することもダンスの中では表情になります。
作品の特徴や、曲調、振付師さんのイメージによってどの表情が当てはまるのかをしっかり意識して踊ってあげるとダンススキル以外の面で作品に色を添えることができます。
表情をつける時の重要事項
いざ、表情をつける時に意識するといいこと。
または気をつけないと行けないことがあります。
意識すべきことは目線の先に何があるか、何が起きているかを明確にすることです。
目の前に何かがあったということを想像できるとその表情に信憑性が生まれます。
喜びや楽しさだったらそれを届けている誰かや、喜んだり楽しくなっている理由の出来事をしっかり想像する。
哀しみだったら哀しくなった出来事を目の前に想像する。
などと目線の先にその感情になる理由を見てあげることが大切です。
無表情の時も無表情の目の中に何が写っているのかをしっかりと作ってあげることが必要です。
その出来事が実際に起こっている時はしっかり見てあげる。
見れないまたは、実際には起こっていないことの時は自分の中でどれだけ鮮明に想像できるかが重要になってきます。
そして、表情をつける時に気をつけないといけないことは自分の中だけで完結しないことです。
感情が表に出にくいという方はよく起こりがちですが、心の中や頭の中はしっかり想像ができていて表現しているつもりだけど、表に出ないというのはもったいないです。
表情や表現は自分の思っている3倍以上出さないと出ません。
大袈裟、やりすぎくらいじゃないと見ている人には伝わらないものです。
自分のうちの留めてしまうのではなく見ている人にしっかり届くくらい表現しないと行けません。
恥ずかしがることはありません。
しっかり届かない方がもったいないです。
表情を大袈裟くらいに出して少しやりすぎたかなくらいの方がダンスをしながら表現するには丁度いいのです。